学校に行かないで、ちゃんと大人になれるのかな?
勉強の機会を失うと、将来苦労するのではないかしら?
このままひきこもってしまうでは?
ゲームばかりしていて大丈夫なのかしら?
親自身が知っている「普通」とは違う道。
心配が先立ってしまうのは仕方ありません。
でも、いろんな事例を知ることで、別な道の歩み方を知ることができます。
大人数で決まりを守りつつにぎやかに歩むのも良いけれど、
少人数で寄り道しながらゆっくり歩いても良いのです。
道を選んで歩いていった先輩方の今や
親の知る「普通」 が「絶対」ではないこと
世界を見渡せば、いろんな学び育ち方があることを知って欲しいです。
そして、少しづつ「心配」を手放せたら嬉しいです。
ー 目次 ー
小・中・高に通わず大学へ行った星山海琳(まりん)さんと、その母親である吉田晃子(よっぴー)さん。現在は「AI-am」として「オヤトコ発信所」というサイトを運営しています。盛りだくさんの情報や想いを発信してくれていますので、是非記事を読んでみてください。
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不登校が苦しくない親の特徴は「知っていること」
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18人それぞれの体験や想いの記事をピックアップしてくれているサイトです。
不登校になった理由や背景は本当にそれぞれ。でも、今、自分らしく生きている先輩たちです。
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出典:マナプリ
コミュニケーションを取りながらゲームをするのは、人間力を養うことにつながる ―10年間の不登校を経て高校生で起業
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出典:SEKAISYA 2020年
「小幡和輝オフィシャルブログ」
100人以上の不登校体験談や、まとめ記事もたくさんあります。
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実体験をもとにした不登校児の物語「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」の著者であり、不登校に関する講演活動もされています。
Go to WEB SITE大変な家庭環境と、自身の発達障害的な個性から不登校だった成田さん。中高時代から知的好奇心の翼を大きく広げていきます。
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出典:NIKKEI STYLE
「社会性のない子どもを育てたい」データ×教育の専門家、成田悠輔の子育て論
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出典:新R25チャンネル
学校に行ったら、35人くらいまでの同じ歳の子たちと一緒に、ひとつの部屋の中で椅子に一定の時間づつ座り、前方に立つ先生から国が規定した学習内容にそって教科書を元に学ぶ、というのが当たり前の現在の日本の学校。
学校に行くことで体験出来ることって沢山あると思いますが、社会的自立を目指して学び育つために、必ずしもこのスタイルで学ばねばならないわけではない、です。
子どもが大人になっていく過程で必要なことってなんだろう?
学びって何が大事?育つことに必要なものって何?
世界中を見渡せば、いろんな学び育ち方があります。
世界の教育を軸にしたフリースクールも増えてきています。
ただ、聞き慣れない言葉たちなので、どれがどんな意味・特色なのか混乱しがちです。
学び育ちの種類を、いくつか簡単にご紹介します。
言葉または名前 | 意味または特色 | 参考サイト |
オルタナティブ教育 | 「非伝統的な教育」や「教育選択肢」とも言い、主流または伝統とは異なる教授・学習方法を意味します。 | オルタナティブ教育 - Wikipedia |
デモクラティックスクール (サドベリースクール) |
大人と子どもが対等な立場で「民主的」に学び運営する学校で、いつ、何を、どのように学ぶか・学ばないかは、全て子どもが自分で決めます。 | |
イエナプラン教育 | オランダで大きく発展した教育理念で、学級は異年齢の子どもたちによって構成され、「対話・遊び・仕事(学習)・催し」という4つの基本活動を循環させながら学びます。 特色Keyword:異年齢による学級編制・ブロックアワー(個別学習)・サークル対話・ワールドオリエンテーション(テーマ学習) |
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モンテッソーリ教育 | 子どもは生まれつき自分自身を成長させる力を備えていると考え、その力が発揮されるために発達に見合った環境を用意するものです。 | |
シュタイナー教育 | 成長の段階に合わせた学びによって、「からだ(意志)」「こころ(感情)」「あたま(思考)」をバランスよく育てる教育です。 | |
フレネ教育 | 子どもたちの生活や興味から出発した自由な表現による学習を重視しており「自由作文」「学校印刷所」「学校間通信」などの実践が行われています。 特色Keyword:異年齢集団・個別学習・学習計画表・自由テキスト・コンフェランス(研究発表) |
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インクルーシブ | 「仲間はずれにしない」、「みんないっしょに」という意味です。 | |
ホームスクーリング・ホームエデュケーション | 学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行うことをいい、オルタナティブ教育の形式のひとつです。 | |
無賞罰教育 | 子どもは自己教育システムを持っています。子ども自身が「感じる」「味わう」「体験する」ことを、大人の先回りした発言や評価で制限せず見守り、「あなたは認められている」という土台の上に好奇心が育つことを信頼して待ちます。 |
以下のサイトではいろんな教育を詳細に説明してくれているので、おすすめです。
以下のサイトでは世界の教育制度を比較説明してくれています。
にほんご日和>日本と海外での教育の違いとは?世界の教育制度や特徴を徹底比較!
日本にもこんな学校があったんだ!こんな風に育っていくのもアリなんだ!
今、同じ時代を生き、こんな道を選んで歩いている子もいる。
それぞれの場所で、イキイキと育つ子どもの様子を知ると、道はひとつではない、と腑に落ちます。
鳥取県
映画「屋根の上に吹く風は」の舞台となった学校です。子どもも大人も、年齢に関係なく対等に話し合い、教えあう関係を大切にしています。
サドベリースクールを卒業すると、どんな大人に?
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徳島県
誰からも強制されることなく遊び、学び、それを通じて自分を知り、みんなと調和して生きること、創造的に自立して生きることを覚えていく学校です。
東京都 他
「登校拒否を考える会」という親の会が土台となり、学校外の子どもの居場所・学び場として、開設されたフリースクールです。
ホームエデュケーションを専門的に支援する「
ホームシューレ」もあります。
兵庫県
日本初のサドベリースクールです。子どもたち一人ひとりの個性が尊重され、各自がそれぞれやりたいことに挑戦しています。
まっくろくろすけ 卒業生インタビュー
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出典:マナカタ
全国のフリースクール一覧のサイトをデモクラティックスクールつながるひろばの宇賀神さんがまとめてくれています。
「日本各地のフリースクール等の多様な教育まとめ 更新2022/04/01」
この世から不登校がなくなる魔法のおくすり「おはなしワクチン」。息子さんが東京サドベリースクールに通っていた蓑田雅之さんのブログです。あたたかなお人柄を感じる文体が、伝わります。
学校外の子どもの育ちを支える、いろんな取り組みをしています。居場所マップにあたる「とまり木」マップやご家庭と学校とのやりとりをスムーズにするためのフォーマットの制作など、積極的な活動が素晴らしいです。
【拡散歓迎】「学校への依頼文」フォーマットを公開します
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子どもがはじめて不登校になって不安いっぱいのママ&パパたちが思いっきり安心できる場所を作りたい。 そんな想いで、不登校の知識から先輩ママたちの体験談までさまざまな情報を発信しています。
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「不登校を考えるアンケート(保護者向け)」集計報告
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全国各地にある不登校・登校拒否について考える親や市民の会・子どもの居場所をつくっている団体などが、つながり交流し学び合い、状況を変える活動をするため、1990年に生まれた団体です。
全国で約100のフリースクール等がつながる国内最大級のネットワークで、「不登校の子ども」というレッテルで子どもを見るのではなく、子どもたち一人ひとりの個性と自由意思を尊重し「子ども中心の学び」をサポートすることによって、不登校の子ども達の学びと成長を支援する団体です。
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国が不登校を調査始めたのは1966年。不登校の社会背景や今日までの大先輩たちの様子が伝わる資料です(pdf)
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フリースクールやシュタイナー教育、デモクラティックスクール、外国人学校、インターナショナルスクール、ホームエデュケーション等、既存の学校に通う以外の、多様な子どもの学びの在り方、育ち方を公的に認め、支援を求めるための活動です。
全国約400ヶ所の平日昼間に立ち寄れる子どもの居場所を「とまり木」として紹介、不登校保護者や支援者を対象にオンラインの交流会や講座などを開く全国組織です。
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学校とのやりとりで疲弊する保護者を一人でも減らしたい!「学校への依頼文」フォーマットを公開
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