学びの現場の改善に自治体の関わりは不可欠ですが、不登校支援の取り組みの現状は、各県・各市町村によって実にさまざまです。
ここでは、全国各自治体の取り組みの中でも、先行して動いている事例をご紹介します。
自治体という組織の中で、工夫やアイデアを実行するには、沢山の方が関わっていると思います。
そうしてカタチになった事例を参考に、今度は自分の町にも働きかけていきたいです。
ひとりひとり、出来ることから声をあげて協力しあえば、未来の学びの可能性が広がっていくことと思います。
ー 目次 ー
長野県伊那市
「60年以上"通知表がない"公立小の仕掛け」
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出典:PRESIDENT online 2019年
神奈川県茅ケ崎市
通知表をやめた公立小学校、2年後どうなった?子ども同士を「比べない」と決めた教員たちの挑戦
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出典:47NEWS 2022年
神奈川県
試験・内申なしの公立高校、神奈川県の「クリエイティブスクール」とは?
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出典:通信高校ガイド 2022年
神奈川県HP>新しい学びのかたちから高校をさがす
Go to WEB page東京都世田谷区
世田谷区桜丘中学校10年間の歩み 〜日本一自由な公立中学をつくった西郷孝彦校長 退任直前インタビュー 〜
(※2020年3月までの取組です)
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出典:SEKAISYA 2020年
京都府京都市
<#不登校>「特例校」どんな場所?
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出典:中日新聞Web 2020年
京都市教育委員会:不登校対策ページ
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*不登校特例校とは、教育課程の基準によらず特別の教育課程を編成して教育を実施することができる学校のことです。
詳細は、不登校特例校に関する<文部科学省>「不登校特例校の設置に向けて【手引き】」(2020)をご覧ください。
*小規模特認校とは、少人数ならではのきめ細かな指導や地域の特性を生かした活動など、特色ある教育を行う学校を小規模特認校とし、希望する人に一定の条件のもと市内全域から入学を認める制度です。
東京都世田谷区
区のホームページ内にpdfで提供されています。学校に行き辛くなった際の子どもの心の状況や過程、対応について分かりやすく説明されていて、保護者の学びになります。
世田谷区公式ホームページ奈良教育大学 子ども・若者支援専門職養成研究所
*「心のエネルギー」や「自尊感情」「対話」「自立」への着目、*当事者目線とわかりやすさ、*実用性、という3つの特徴を大切に制作されており、情報が細やかに充実していてとても学びになります。
Go to WEB page神奈川県
神奈川県知事室広報部門が運用している神奈川県公式Youtubeチャンネル ”かなチャンTV” で動画配信されています。フリースペースたまりば西野さんのあたたかい言葉と態度に泣きそうになります。文部科学省の初等中等教育局長が出した通知も紹介されています。
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(Youtubeチャンネル「かなチャンTV(神奈川県公式)」の動画にリンクします)
神奈川県川崎市
2001年(平成13年)4月1日から「川崎市子どもの権利に関する条例」が施行されており、世代ごとにリーフレットがpdfで用意されています。
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フリースクールについても言及しています。>提言36〜38「不登校の子ども」
Go to WEB page京都府京都市
京都市教育委員会と京都市児童生徒登校支援連携会議でサイトを立ち上げ情報提供しています。
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京都市児童生徒登校支援連携会では、子ども向け相談先情報を掲載した「不登校の子どもたちのためのネットワークブック」の作成等を行っています。
<文部科学省>では、「学校現場における業務改善のためのガイドライン~子供と向き合う時間の確保を目指して~(PDF)」(2015)を発行しており、不登校についても言及しています。
広島県
県内の不登校等の小中学生を支援する県の教育支援センター。自宅や市町村教育支援センター、校内フリースクール(SSR:スペシャルサポートルール)等からのオンラインによる利用が可能。「オンライン学びプログラム」「オンラインクラブ活動」「オンライン修学旅行」も。
Go to WEB page山形県天童市
単元ごとに各自取り組みたいことを取り組む「マイプラン学習(MP)」
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自分がやり遂げたいことに向けて、自分で計画して取り組む「フリースタイルプロジェクト(FSP)」
Go to WEB page京都府
府認定フリースクールの詳細情報も掲載されています。
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京都府内では各市町村単位でも多数作成されています。
宮城県仙台市
「不登校対策ハンドブック 日頃からの取組と早期対応・組織的な支援」(2018)学校内での理解と支援について、とても分かりやすく書かれています。
Go to PDF国立特別支援教育総合研究所(特総研)
発達障害のある子どもに関わる教員に向けて「もしかしてそれ、二次的な障害を生んでいるかも・・」リーフレットを提供しています。
Go to WEB page広島県
不登校SSR推進校を指定して,学習支援等による不登校の未然防止、不登校等児童生徒の社会的自立に向けた支援の強化,充実を行っています。
Go to WEB page宮城県仙台市
グループ活動の部屋と静かに過ごせる部屋の2部屋を設置しています。
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出典:NHK 知っトク東北2021.4.1
※番組TOP page
広島県
学校図書館を居心地の良い空間にリニューアル。教室に行けない子がゆったり過ごせるようになりました。
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くりっぷ71号(令和元年11月1日発行)
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大分県
民間のフリールクールや親の会も含め、県や市町村、学校、教育支援センターなど不登校関係者皆を「不登校児童生徒の支援組織」として位置づけ、一覧も公開。
Go to WEB page東京都世田谷区
「学校に戻らなくてもいいよ」 世田谷区が不登校支援施設オープン フリースクールの知恵で多様な学び(東京新聞TOKYO Web 2019年)
Go to WEB page京都府
府立図書館や府内の市町村立図書館・読書施設による、府認定フリースクールへの図書の貸出(カレントアウェアネス・ポータル 2019.9.25)
Go to WEB page神奈川県
不登校児童生徒・保護者・教職員・県や市町村教育委員会担当者向けフリースクール等見学会(県教育委員会+神奈川県学校・フリースクール等連携協議会)
Go to PDF福岡県福岡市
不登校に 関わってきた学識経験者,医療関係者,スクールカウンセラー,スクールソーシャルワーカ ー,NPO関係者及び学校関係者などから委員が構成
Go to PDF東京都武蔵野市
不登校児童生徒の学びの場のあり方、フリースクールとの連携について、 教育委員会事務局を中心に実務者による検討
武蔵野市公式ホームページ神奈川県
不登校児童・生徒のために居場所作りを進めるフリースクールやフリースペース等と、学校や教育関係機関との連携・ 協働を推進するために設置
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全国の動向のまとめ
支援を届けるためのルートや事例がまとまった資料です。
Go to PDF滋賀県草津市
各児童生徒の利用料をFSへ市が入金。生活保護受給者・就学援助受給者・それ以外の者で3段階の利用料補助。
Go to WEB page長野県
ふるさと納税のサイト「ふるさとチョイス」を通じて、2022年9月11日まで受付。集まった寄付金は専門的な講師を雇う人件費や教材費などに。
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ホームスクール&ホームエデュケーション家族会 2021年
※後半に、給食を食べにくい子どもについて、学校への合理的配慮の求め方について書かれています。
Go to WEB page国立成育医療研究センター 2021年
P21〜「登校に関するきもち」について、子ども・保護者が回答。約4割の子どもが、学校に「行きたくない」と回答。
Go to PDF令和3年度 内閣府
子ども・子育て支援調査研究事業
子どもが当事者として委員に:岩手県遠野市/日本一の子育て村推進本部のおける検討:島根県邑南町/子育て条例に基づく全体会議:川崎市//ティーンエイジ会議や小中学生アンケート:世田谷区/パパママ会議:鳥取県雲南市 など。
Go to WEB page経済産業省「未来の教室」
全国より連携17市町村から208名の小中学生が参加した「オンラインジャパンクラス(OJaC)」の実証事業の成果報告と「不登校児童生徒を対象としたICTを用いた在宅学習における出席・学習評価のガイドライン」
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出典:未来の教室ウェブサイト
校内フリースクールでの活用 実証事業の成果報告
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出典:未来の教室ウェブサイト
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